作業等級(さぎょうとうきゅう)
工場作業での等級。10等工から1等工まで10段階に分けられており、昇級に伴い報奨金の額も上がる。標準的な期間をたどったとしても、1等工になるためには、少なくとも懲役3年は必要だと言われている。
※問題を起こさなければ、自動昇級していくので入所間もない仕事ができる受刑者より、入所後しばらく経過した仕事ができない受刑者の方が報奨金が高くなります。システム上不公平さもあり個人的には疑問です。

作業報奨金(さぎょうほうしょうきん)
刑務作業をするともらえるお金。時給数円から数十円と微々たるもの。

雑居(ざっきょ)
雑居房の略。定員はおおむね4~10人。入房順に席の順番(位置)が決まることが多く、一番席が房長。居室の空間を利用するため、布団ではなく、ベッドにしている刑務所もある。現在は、どの刑務所でも過剰収容なため、定員6名の雑居房に8~10人も詰め込まれるということが珍しくなくなった。
※黒羽刑務所の私がいた寮では、定員は6名でした。席の場所や部屋での片づけ等は平等になるように1週間毎に変わっていました。

サムライ工場・侍工場(さむらいこうじょう)
ヤクザ者や血の気の多いイケイケの受刑者が多く、喧嘩や争いの絶えない工場のこと。こうした工場には、懲罰明けの受刑者が多い。
※黒羽刑務所には基本、現役のヤクザ屋さんはいませんのでこのような工場はありません。

サラ(さら)
新入受刑者のこと。



C型肝炎(しーがたかんえん)
受刑者によくみられる病気のひとつ。覚せい剤の注射器を回し射ちしたことによって感染したケースが多い。C型肝炎は非常に怖い病気で、肝硬変から肝臓がんに進行し、体中のあちこちに転移する。刑務所では不慮の感染を防ぐため、C型肝炎患者と同じ髭剃りを使用しないように管理されている。
※黒羽刑務所では、爪切りや髭剃りは個々に貸与されます。

Gマーク(じーまーく)
ヤクザ・暴力団関係者。一昔前は舎房扉の横に、「G」と書いた札が掛かっていたが、現在では廃止されている。

指印(しいん)
刑務所での判子。受刑者は必要に応じ、左手の人差し指に黒い朱肉のようなものを付け、願箋などの書類に捺印する。

J級(じぇいきゅう)
20歳未満の少年受刑者とそれを収容する刑務所。※参照⇒処遇指標

屍室(しかばねしつ)
獄死した受刑者の遺体を安置し、弔う部屋。
※黒羽刑務所では、年に2〜3名いるという話しでした。

志願兵(しがんへい)
ホームレスや生活困窮者など、刑務所にいた方が最低限の生活が保障されるので、刑務所に入る為に軽微な事件を起こす人達。
※私のいた工場にも数名いたので、黒羽刑務所全体でも相当数いたと思われます。『3食あるので出所したくない』という受刑者もいました。高齢化社会が進み今後、志願兵は増えると思います。

拭身(しきしん)
濡れタオルで体を拭くこと。大量の汗をかく夏場などは許可されることがあるが、それでも決められた時間しかできない。許可がないときに勝手に拭身すると、悪ければ規律違反になる。
※黒羽刑務所では、平日は工場から帰寮してから仮就寝までの間、祝祭日は午前午後の室内運動後のみ可能でした。風呂がある日に拭身をすると調査の対象になります。

シキテン・シキハリ(しきてん・しきはり)
雑居房で不正や規律違反が行われているときに、見廻りの刑務官を警戒して見張る行為。
※食事や祝日のお菓子のやり取りをする時に見張りをつけていたようです。部屋では無意味に立っていると注意されるのであからさまにやると難しいところです。

事件送致(じけんそうち)
刑務所内で、規律違反や懲罰の範囲に収まらない事件や事故を起こした場合、刑務所内で裁かれ、刑が追加されることになる。刑期追加の日数は、事件事故の内容によって異なるが、相場は半年ほど追加されることが多い。
※私がいた工場ではいませんでしたが、刑務官に怪我をさせてという話しは新聞に掲載されていました。

事故・事故る(じこ・じこる)
規律違反を犯して、懲罰を受けること。懲罰を受けると昇級が遅れ、もしくは降級し、仮釈も延長。最悪の場合には仮釈が取り消されることになる。
※何人もいます。私がいた工場は罰明けの受け入れ工場にもなっていました。週1ぐらいでいます。

自己労作(じころうさ)
累進処遇の上級者のみに許された時間外作業。許可を得て時間外作業を行い、発生した作業報奨金を収入にできる。

自殺(じさつ)
受刑者のなかには、刑務所の中で自殺したり、自殺未遂をする者がいる。自殺を企てるのは、他に人のいない独居房の受刑者がほとんど。自殺は深夜や早朝に多く、刑務官の見廻りの隙をついて決行される。方法としては、鉄格子にシーツを巻きつけての首吊り自殺、刃物などを用意してのリストカット自殺など。
※在所中に何人かいました。噂ですけど。私がいた工場でも自殺未遂がありました。詳細は記事に書きます。

叱責(しっせき)
懲罰のひとつで、規律違反で受ける一番軽いもの。懲罰審査会の後、厳しい注意を受け、優遇区分を降格される。

実話時代(じつわじだい)
メディアボーイ社刊の実話系ヤクザ月刊誌。兄弟誌である「実話時代BULL」も人気。

死神(しにがみ)
表情が暗く、気がついたらそこに立っているような影の薄い刑務官のこと。ほとんど話をしないし声も出さないので、かなり不気味である。

私物(しぶつ)
受刑者の個人所有の物。入所時に所持していた物や刑務所で購入した物、身内が差し入れした物も含む。

自弁品(じべんひん)
刑務所内で受刑者が購入できる日用品や刑務所で購入した私物のこと。塀の中でも一通りの日用品を揃えることができる。

私本(しほん)
個人所有の本。官本とは別に舎房内で所持することができる。自分で購入、差し入れてもらう場合が殆ど。私物保管バックに入る範囲内で管理でき、所持冊数には特に制限がない。
黒羽刑務所の書籍に関するルール参照

釈前教育・釈前寮(しゃくぜんきょういく・しゃくぜんりょう)
仮釈放の2週間前に受ける教育のこと。出所を控えているためか、刑務官の態度が急に優しくなる。
就寝時間やテレビ・ビデオの視聴時間等が一般の受刑者と比べると緩和され、刑務所内でも比較的に自由に生活ができる。

舎房・居房(しゃぼう・きょぼう)
刑務所生活で寝起きし、生活する場のこと。居室の種類には、雑居房や独居房、新入(考査)房、保護房、懲罰房、釈前寮などがある。

娑婆・シャバ(しゃば)
塀の外にある実社会のこと。元は仏教用語で、現世の意味。刑務所を地獄になぞらえ、自由な塀の外をシャバと呼び、懐かしんだのである

娑婆気・娑婆っ気(しゃばけ・しゃばっけ)
実社会にいたときの習慣や感覚、甘さのこと。刑務所生活は、1に規則で2に規則。娑婆っ気が抜けないと、様々な場面で苦労することになる

シャリアゲ(しゃりあげ)
気の弱い受刑者から、おかずやお菓子を取り上げること。刑務所内の一般的なイジメ。
※自分の工場ではありませんでしたが、食事のやり取りは規律違反ですが頻繁にありました。
※配食係が、職員にバレないように自分達や仲の良い受刑者の量を多くすることはありました。

集会(しゅうかい)
刑務所内の広い体育館や講堂に集まり、お菓子やジュースを支給された上で映画を見ることができるイベント。
※黒羽刑務所では、特に集まる事無く各部屋に購入したお菓子やジュールが配られ、時間になったら部屋に設置してあるテレビで映画視聴するスタイルでした。

囚人(しゅうじん)
刑事施設に収容されている者のこと。受刑者。

囚人服(しゅうじんふく)
受刑者が刑務所で着る灰色の服。ほとんどが使いまわしの中古品で、特殊な体型(超肥満や超長身)でないと新品にあたるのは難しい。自殺防止のため、囚人服にはベルトがなく、その代わりに両腰の辺りにつけられた40~50センチの布片を縛って、ウェストの調節をする。
※黒羽刑務所では、工場着と舎房着があり、工場着は緑色のブルゾンとズボン、舎房着は夏冬用があり、黄色のポロシャツにチノパン風のスタイルでした。物は良く、作業着に関しては外にあるどこかの工場と殆ど同じです。

就寝消灯時間(しゅうしんしょうとうじかん)
刑務所の就寝時間は午後9時。小学生でも起きているような時間に強制消灯する。消灯後は、読書をしたり手紙を書くことも禁止。したがって、電気が消えた後、受刑者たちは考え事や妄想、自慰行為など1人の世界に没頭する。

出役(しゅつえき)
受刑者が刑務官の先導で、工場に出勤すること。

出所方法(しゅっしょほうほう)
受刑者が刑務所から出る方法のこと。一般的なところで言えば、仮釈放、満期出所、執行停止、死亡の4つがある。

準初犯(じゅんしょはん)
初犯以来、もしくは出所後5年を過ぎてから再犯した人間のこと。

情願(じょうがん)
受刑者が法務大臣にあてて、刑務所内の処遇に対する不服を申し立てること。あってはいけないことだが、情願をすると刑務官から目を付けられ、差別的な待遇を受けるケースもある。情願後のことを考えると、リスクのある行為である。
※法律でも認められている事なのですが・・・。出している受刑者を見ていると明らかに刑務官の態度が厳しくなっていました。

情願書(じょうがんしょ)
情願で使用する書類。不服申立て事項と詳しいその内容を記入し、提出する。書類作成中は、本人出房中であっても施錠するのが原則。刑務所や刑務官による情願書の検閲も禁止。しかし、不服申立ての大部分は却下されており、改善された例はなきに等しい。しょせんは犯罪者の戯言だと思われているのだろうか。
※本当に関係先に届いているのかも疑問。不信だらけの世界。刑務官に差別的言動される事を考えると我慢すべき。
※私見ですが、提出した受刑者を何人か見ましたが、性格に問題がある受刑者が多いです。

情願書進達願(じょうがんしょしんたつねがい)
情願書を法務大臣に届けることを依頼する願箋。これによって情願書を書いたことが刑務所内の職員に知れ渡る。

称呼番号(しょうこばんごう)
入所時に受刑者各人に割り当てられる番号のこと。面接や点検の時は、この番号を言って返事をする。一昔前までは、受刑者は称呼番号で呼ばれていたらしいが、今では名前で呼ばれることがほとんどである。称呼番号を使った理由には、管理上便利だからという説や、名前で呼ぶことで有名事件の犯人がバレることを恐れたため、などという説もある。
※黒羽刑務所では殆どの職員が名前で呼びますが、たまにヘルプの刑務官で漢字が読めないのか?呼称番号で呼ぶ職員もいます。

少刑(しょうけい)
少年刑務所の略。26歳未満の受刑者を収容する刑務所のこと。元々は20歳未満の少年受刑者を収容する刑務所であったが、現在は少年受刑者は少ない

女区(※拘置)(じょく)
拘置所や刑務所内は、男女が一緒にならないよう、男性のみが生活する舎房と、女性のみが生活する舎房に分かれており、女区の管理は女性刑務官が担当している。男性未決囚も女性未決囚も面会場所は同じなので、施設内では時々女性未決囚とすれ違うことがある。そのとき、男性未決囚は久しぶりに生でみる女性に興奮する。
※拘置所ではありますが、黒羽刑務所にはありません。

職員暴行(しょくいんぼうこう)
受刑者が刑務官に暴力を振るうこと。刑務所生活での厳禁事項。職員に暴力を振るうと100%起訴され、刑期が延びることになる

処遇(しょぐう)
色んな意味で使われるが、主に刑務所内での受刑者の義務や権利、教育の意味で使われることが多い。この処遇の改善を申し立てるのが、情願書である。

食器孔(しょっきこう)
居房の扉の下側や扉の横についている小窓。食事や小さな物の出し入れに使用されている。大きさは、およそ縦15センチ横20センチ。どこについているかは刑務所によって異なる。
※黒羽刑務所の独居は腰の高さくらい、雑居はそれよりも少し高いくらいの場所です。動物園にある檻のようだと例える受刑者もいました。

職訓(しょっくん)
職業訓練制度。刑務所ごとに訓練職種が異なり、応募しなければ受講できない。採用されれば、その職業訓練を実施している刑務所に移送される。
※競争倍率はかなり高いです。

所内生活の心得(しょないせいかつのこころえ)
所内生活の規則や要領や遵守事項をまとめた小冊子。舎房に備え付けてある。この冊子を読めば、所内生活のルールや規則がほとんどわかる。
黒羽刑務所からの帰還兵参照

ションベン刑(しょんべんけい)
懲役3年未満の刑期のこと。長期受刑者からすれば、小便している間に過ぎるような短い刑期、という意味。だが、シャバの感覚からすれば相当長い。
※色々な長期刑受刑者の話しを聞いていると、ションベン刑の意味が分かります(笑)

ションベン汁(しょんべんじる)
刑務所で毎日の朝食に出る味噌汁のこと。一昔前の刑務所の味噌汁は、味も色も薄く、味噌が沈むとちょうど小便のような半透明になったことからこう呼んだ。
※黒羽刑務所では2017年4月に減塩の為、量も減らされるようになりました。

白物・襟布(しろもの・えりふ)
枕カバー、敷布団のシーツ、掛け布団につける布。掛け布団にはシーツが無いので、顔や首が当たる部分に布をボタンで留める仕組みになっている。通称、白物三点。

人員点呼(じんいんてんこ)
一列、または二列に並んで、刑務官の「番号!」の号令で、先頭から順に大声で「1、2、3……」と番号を唱える。もたもたしていると、刑務官に叱られる。50まで数えたら次は51ではなく、1からくりかえします。

親族(しんぞく)
家族や身内のこと。六親等以内の血族・三親等以内の姻族。内縁の妻、夫。

辛抱仮釈、短気は満期(しんぼうかりしゃく、たんきはまんき)
嫌なことや辛いことがあっても、我慢して務めていれば、いつかは仮釈放がもらえる。しかし、辛抱できずに懲罰を受けてばかりいると、満期出所になってしまうということ。刑務所の有名な教訓。

新米・若僧・青二才(しんまい・わかぞう・あおにさい)
新人刑務官のこと。最年少は、18歳。刑務官と受刑者の間では年齢の概念はなく、たとえ受刑者が年上であっても、躊躇なく呼び捨てる。経験の浅い新人刑務官は、受刑者にナメられないように片肘を張っているせいか、些細なことで感情的になる傾向がある。新人だと思ってナメてかかると、手痛いしっぺ返しに遭うこともあるので、注意が必要である。
※私も危険な目に遭いました。でも、工場の担当にチクって、その次の日に工場担当から詫びが入りました。

新入調べ(しんにゅうしらべ)
刑務所に入る際に行われる調査のこと。

新入訓練(しんにゅうくんれん)
入所してから2週に渡って行われる基礎訓練。

新聞(新聞)
刑務所では新聞が支給されており、15分という制限つきではあるが、閲覧することができる。新聞は舎房ごとに順番で読み回し、刑務官が回収して次の舎房に回す。工場の食堂にも数部配布されていて読むことができる。2006年の法改正以降は、購読できるようになった。中では、凶悪な事件を起こした受刑者が凶悪事件の記事を読み、「コイツは悪いヤツだ」などと言っている光景をよく目にする。実に滑稽である。
※黒羽刑務所の回覧新聞は読売新聞で、自費で購入する場合は、代表的な全国紙や地元紙、スポーツ紙が購入できました。



ずーずー・ずっずっ
他の受刑者に危険を知らせる合図。仲間が刑務官の接近に気づかず不正や規律違反をしている場合に、察知した者が「ずーずー」「ずっずっ」と言って危険を知らせる。この音は、舎房内では共鳴してよく聞こえるが通路までは漏れにくい。しかも小さな口の動きで発音できるため、刑務官に気取られずに使える合図として、ほぼ全国の刑務所に広まっている。
※私がいた工場では、咳き込んで知らせるというのが一般的でした。

スイバレ(すいばれ)
雨のこと。塀の中でも、雨の日は憂鬱な気分になる。

スカローズ・ハマローズ(すかろーず・はまろーず)
刑事施設のほとんどで支給されている石鹸のこと。横須賀刑務支所で製造されていることから「スカローズ」と呼ぶ。「ハマローズ」の呼び名は、かつて横浜刑務所で石鹸が製造されていたことから。
※黒羽刑務所はどこかのメーカーの石鹸でした。

スピッツ(すぴっつ)
すぐにキャンキャン怒る刑務官のあだ名。

簀巻きにする(すまきにする)
刑務所のイジメ。気に入らない者を布団でグルグル巻きにして、集団で暴行すること。簀巻きにされると誰に暴行を受けたのかわからないため、刑務官に証言することができない。
※黒羽刑務所では殆どないと思います。

墨塗り(すみぬり)
刑務所による検閲のひとつ。新聞や雑誌に、不適切な記事があった場合に、墨で塗りつぶす。暴力団の抗争事件の記事のように納得できる墨塗りもあれば、どういうわけか、修正の薄いヌードグラビアなどにも墨が入ることがある。墨塗りの判断基準は刑務所によってまちまちである。
※留置場での自殺の記事は墨塗りされてました。自殺方法を真似する受刑者がいるかもしれないからです。

ズリネタ(ずりねた)
自慰行為のお供。女性に触れることのできない受刑者は、エロ本や妄想、思い出などあらゆるものを駆使して、右手を使った自家発電に励む。

座る(すわる)
一般的に軽屏禁という懲罰を指す。



税金泥棒(ぜいきんどろぼう)
刑務官に対する侮蔑的な呼称。受刑者をイジめて怒鳴り散らすだけで一人前の給料がもらえるとはいい身分だな、といった怒りが込められている。だが、受刑者も税金で養ってもらっているのは一緒。比べるまでもなく、受刑者の方がはるかに税金泥棒の度合いが高い。

制限の緩和と優遇措置(せいげんかんわとゆうぐうそち)
2006年に導入された、新たな受刑者の処遇制度。それまであった累進処遇制度は廃止され、制限の緩和と優遇措置の制度が導入された。

精神安定剤・眠剤(せいしんあんていざい・みんざい)
不眠症やうつ病を訴える受刑者に処方される薬剤のこと。処方された薬は、刑務官の目の前で飲むこと。処方された薬は、刑務官の目の前で飲むのが決まりだが、中には飲んだ振りをして錠剤を指の間に隠すなどして薬を溜め、睡眠薬遊びをしたりする者もいる。
※眠剤を8錠のんで、胃がおかしくなるので胃薬を4錠一緒に服用している受刑者がいました。
※薬物犯罪系の受刑者の安定剤、眠剤服用率が高かったです。

潜水艦(せんすいかん)
イジメや不正授受など規律違反の疑いがある舎房の様子を探るために、刑務官が舎房前の死角に潜み、そっと見張ること。
※引っ張られる受刑者は潜水艦にやられる場合が殆どです。

洗体(せんたい)
風呂場で体を洗うこと。入浴とは区別されていて通常入浴より制限時間が短かい。主に入所時に実施される。



捜検(そうけん)
刑務官による抜き打ちの一斉舎房検査。ガサ入れ。受刑者が工場に行っている間に舎房の隅々まで検査する。作業後の工場でも行われることがある。
※いつ捜検が入ったのか分かるようにしている受刑者がいました。意味ないけど・・・。

総集行事(そうしゅうぎょうじ)
刑務所で実施される、受刑者全員参加の行事。慰問演芸、運動会などがある。調査・懲罰中の受刑者や配役前の受刑者は参加できない。

ソフトボール大会(そふとぼーるたいかい)
刑務所で実施される、工場対抗のソフトボール大会。工場担当の刑務官もエキサイトし、勝敗に一喜一憂する。一部の受刑者たちにとっては、大会は刑務所賭博の格好のネタ。それだけでなく、刑務官同士も賭けをしているなどという不謹慎な噂もある。多分、昼食代やジュース代程度のお遊び、ということにしておこう……。

ソリマチ(そりまち)
同性愛受刑者同士が使うフェラチオの隠語。




~元受刑者の私でも作れた強い味方~




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